計算の工夫
数日前に、小学5年生に計算の工夫の仕方を教えました。小学生は反応がとてもいいです。
25×4=100, 125×8=1000
これを覚えているか聞くと、そんなに覚えていないようでした。
25×8
25×12
25×24
25×32
などを聞いてみました。
私は工夫の仕方がわかっているので、考えさせた後に筆算をしないで答えを言うと、とても驚いていました。
下のように工夫の仕方を見せると
25×8
=25×4×2
=100×2
=200
25×12
=25×4×3
=100×3
=300
問題の状況がつかめた生徒は残りの問題を答えていました。25×□の□の数について考えてもらいました。
次に、125×□で□に当てはまる数はいくつになるのか聞いてみました。
まだよくわからない生徒もいましたが、状況が分かっている生徒はすぐに答えていました。
□に当てはまる数は8の倍数になります。125×8で1000を作れば暗算ができます。また、算数・数学の計算で25や125を使う問題はそれがわかっている人が作るので、ほとんどの場合はそのようになっています。
規則性を見つけて、そのことを覚え、使いこなせるようになるといいですね。